correspondence and prevention
子どもは、しょっちゅう鼻をぐずぐず させたり、熱を出したりするものです。
とは言っても、わが子が病気や怪我などしてしまったら、それはもう大変でしょう。でも慌てずに冷静な判断が大切です。症状が軽く、翌日まで様子を見て良いか迷うことも多くあります。まずは「新潟市南部地区の休日診療担当施設」や「新潟市急患診療センター」などで医師の診察を受けて、判断してもらうことも大切です。
一方頻度は少ないですが、すぐに重い症状が出て、救急車を頼んで総合病院に行く場合もあります。これらの最終判断は、保護者ご自身が考えます。普段からの子どもの急病についての知識と準備が大切です。
お子さんの急な病気への対処法を掲載していますので、参考にしてください。
まず、慌てずにお子さんの様子を観察してみましょう。周りが落ち着くことで、お子さんも過度の不安にならず、より冷静に判断、対処ができます。
休日や夜間で、お子様の急な病気への対処など、どうしても心配な場合には「新潟市急患診療センター」や、新潟市南部地区(旧三市中蒲地区)で行っている我々の「新潟市南部地区 小児科 休日診療」など、時間外の診療担当施設をご利用ください。
熱だけで脳が障害されることはありません。乳幼児の体温は、大人より少し高く37.5℃以上を発熱として見てください。
高熱の時は、頭やわきの下を冷やすのも効果があります。また、充分な水分補給が必要です。熱があっても元気で、食欲もあれば、慌てて診察を受ける必要はありません。翌日、たかのクリニックで診察を受けてください。
軽い咳で熱もなく、食欲もあり元気な場合は、心配ありません。
変な咳やゼーゼー、ヒューヒューなど苦しそうな呼吸をしている時は、診察を受けましょう。
適切な温度、湿度を保ち、水分を充分にとるようにしてください。
子どものひきつけの大部分は、熱性けいれんで命にかかわることは、まずありません。
ひきつけたら、あわてず服をゆるめ、吐いたら物がのどにつまらないように体ごと横にしてください。体をゆすったり、抑えつけてはいけません。
舌を噛むことはありませんので、口の中に箸などを無理やりいれる必要はありません。
けいれんが10分以上続く時は、至急診察を受けましょう。けいれんが直ぐおさまっても、早い時期にたかのクリニックで診察を受けてください。
小さな子どもはよく頭を打ちます。頭を打ってもすぐ泣いていつもの機嫌にもどれば、慎重に様子を見ましょう。
次のような症状があれば、すぐ脳外科の診察を受けましょう。
例)
吐き気、嘔吐があり顔色が悪い。意識がはっきりせず、体をつついても反応が鈍い。手足の動きがおかしい。ピクピクけいれんする。
口の中に残っている物は、すぐに取り出して、たかのクリニックへ来院してください。
飲んだ物によって処置が違いますので、飲んだ物が分かるように容器などに入れて、持参してください。
下痢をしていても、機嫌良く食欲もあり、元気にしていれば、心配ありません。
下痢とともに吐いたり、便に血液や粘液が混じるときは、診察を受けましょう。充分な水分補給を心がけてください。
また、小児はよく腹痛を訴えますが、便秘による場合が多いので、浣腸などで排便されて便の状態を観察してください。
強い腹痛が続いたり、嘔吐や下痢を繰り返す場合は、たかのクリニックで診察を受けましょう。
乳幼児は急に吐くことがよくあり、1、2回吐いた程度で元気にしていれば、心配はありません。
激しい腹痛や嘔吐、下痢を繰り返したり、血便が見られる場合には、たかのクリニックで診察を受けましょう。
たかのクリニックから、小さなお子さんがいられる保護者の皆様に、普段の生活環境における、お子さんの安全対策方法をご紹介いたします。また、乳幼児育成環境において事故が起こらないよう願っている分、事故防止対策掲載において文脈上強く表現してることを、ご了承ください。
誤飲、窒息防止のために、直径32ミリ、長さ57ミリの筒を作り、その中に入るものは床面から1メートル以上の高さに置き、お子さんの手が届かないようにしてください。この時期から、お子さんは目につく物を口の中に入れたがります。特にタバコや異物の放置が事故の元となります。万一、誤飲してしまったら、たかのクリニックにご相談ください。
また、何を飲んだときにどうすればよいのかは、日本中毒情報センターのホームページにも載ってますので、参考にしてください。
3歳くらいになるまでは、気管に入りやすい乾いた豆類(ナッツなど)は、食べさせないでください。
お風呂場は転落して溺れる危険性が高いので(特に高さ50cm未満)、残し湯をしないことが危険を回避する重要なポイントです。浴室には乳幼児が入れないようにするが一番安全な事故回避法となります。
家庭内の熱源はすべて、乳幼児の手の届かない所に置いてください。4歳くらいになると、花火でやけどをするお子さんが多くなってきますので、注意してください。
ストーブをつけたまま、乳幼児だけ自宅に残して外出するのは短時間でも厳禁です。室内に消化器や煙の探知機を設置するなどの安全対策も有効です。
転落事故防止のため、ベランダ・窓際にはよじ登れる物や、踏み台となるような物は置かないこと。さらに、窓際にベッドを設置しないことも事故を回避する有効な手段です。
熱中症などの危険防止のため、たとえ短時間であっても車内に乳幼児を一人で放置することは大変危険です。絶対に放置しないでください。
乳幼児の歩行中の事故は自宅から100メートル以内が4割を占めています。危険な場所をチェックして教えることが重要です。日々チェックし安全確認をしましょう。
乳幼児を自転車に乗せるときは最後に、また降ろすときは最初に行うことで、転倒による危険を回避することが出来ます。また、万が一転倒してしまったときでも、ヘルメットを装着することで、お子さんの頭部外傷を少なくする予防ができます。
自動車に乳幼児を乗せるときは、必ずチャイルドシートを着用してください。これは、生まれてすぐから習慣づけをすることが大切です。また、現在チャイルドシート装着が義務付けられています。
午前の部 8:00~10:30
午後の部 15:30~17:30
(14:45~15:30は、ワクチン・健診の優先です)
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