病気に感染したときの症状など
ジフテリアは、ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。症状は、高熱・のどの痛み・犬吠様のせき・嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて、窒息死することもあります。
破傷風は、土中の菌が傷口などから体内に入ることにより、感染します。最初は、口が開かなくなるなどの症状がでて、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもあります。
予防接種の種類
不活化ワクチン
接種後の副反応
接種したところが赤くはれたり、しこりになったりする場合がありますが、心配はほとんどありません。
回数を重ねるごとにはれることが少し多くなりますが、ほとんどは問題になるほどまでにはなりません。
まれに腕全体がはれたりしますが、その時はかかりつけ医を受診してください。
その他
日本も海外と同じく、小学生高学年以上の年長者の百日せき患者が急増しています。このため乳児期発症を防ぐために、生後3か月での接種がおすすめです。さらに海外では、多くの国が就学前と二種混合(DT)ワクチンの接種時期に、三種混合ワクチンの追加接種をするスケジュールに変更になっています。ここにもワクチンギャップが存在し、日本では、まだ多くの人が百日せき発症の危険にさらされています。