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トピックス2013年04月06日

成人風疹ワクチンに関して

マスコミ等の報道ですでにご存じの方も多いと思われますが、成人（男子：20～40才、女子：20～30才）の方は、風しんワクチン未接種の方が多いとされます。

新潟市でも、平成25年3月に入ってから、3月7日までの届出が5件と、既に昨年1年間の届出数に達したそうです。
（2013年4月1日/新潟市ウェブサイトより）

患者が多くなると、先天性風しん症候群の発生につながることが心配されるため、厚生労働省は任意での予防接種を検討するよう呼びかけています。

特にワクチン接種の必要の高い方は

1）現在妊娠の奥様がおられる、夫
［もし1才以上でMR(麻しん風しん混合）ワクチン未接種のお子様がいれば、その方も］

2）これから妊娠を予定されている方で、風しんワクチン未接種または接種歴不明の方
（不明ならば積極的に接種が望ましい）

3）これから妊娠を予定されている方で、風しんの抗体価が低値（HI検査法で、16倍以下）

★風しんワクチン接種後は、2カ月避妊が必要です。
★ワクチン接種者から、感染する恐れはありません。

独身の方でもご自身が感染源にならない為に、上記の年齢層の方は接種が望ましいです。
風しんワクチン接種歴が不明な方は、MR(麻しん風しん混合）ワクチンの接種をおすすめします。