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トピックス2013年09月25日

RSウイルス感染症に注意しましょう!

東京や大阪などの都市部を中心に、冬季に流行するRSウイルスの感染が拡大しています。
国立感染症研究所感染症疫学センターのまとめでは、9月9日〜15日の週のRSウイルス患者報告数(小児科定点医療機関約3000か所)は、3週連続で増加し、調査を開始した2003年以降の同期比で2番目に多い3469人となりました。


■新潟県での流行状況

新潟県内でもRSウイルス感染症の報告数が増加しています。
例年12月~1月頃に流行のピークを迎え、夏期は報告が少ない状態が継続しますが、今年は8月中頃から例年よりも多く発生が報告されています。
現在、感染人数は158人(全国6位)と上位に数えられており、特にこれからの時季が増加傾向にありますので、充分な注意が必要です。


■RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症は年齢を問わず感染し、発熱、鼻水、咳などの軽いかぜ症状がでますが、通常1~2週間で軽快する病気です。
しかし乳幼児では、しばしば上気道炎から下気道炎に進展して細気管支炎や肺炎を発症し、重症化することがあるので特にご注意ください。


■感染経路と予防対策

主な感染経路は、患者の鼻水やたんなどが手指、器物を介する接触感染、あるいは、咳やくしゃみなどの飛沫感染が考えられます。
予防対策は、マスクを着用するなどの咳エチケットに努めることや、手洗いもしくは速乾性擦式アルコール製剤による手指衛生に努めることが有効な予防対策です。

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